スポーツ選手は引退後にまず何をする?アスリートが第二の人生を歩むうえで最初にやるべきこと

引退後
 

現役中は引退後のことなんて考えていなかったし、これから何したらいいんだろう・・・。

社会で通用する経験やスキルもないし・・・。

こたつ
こたつ

今まで競技という狭い世界で生きてきたから、まずは世の中を知ること。人生の選択肢を増やすことが大切だと思うよ!

こんにちは。
プロスポーツ選手を引退後、リクルートで働いている”こたつ”@kotatsu_recruit)と申します。

アスリートというのは現役中は競技のことだけを考えている人がほとんど。

僕も、現役時代は競技で1番になることだけを考えて、引退後のことを考えるのは一種の「逃げ」とすら思っていました。

ですので、引退してから何をすればいいのかわからず、その後の人生で苦労している人が多くいるのも現実です。

そしてその原因のほとんどが「世の中を知らない」「知ろうとしていない」という場合が多いです。

世の中の仕事を知らず、世の中に対する自分の価値も知らないので、引退後の人生の選択肢が少なくなっていました。

ですので、まずは世の中を知ることが大切です。

アスリートのセカンドキャリアについて少しでも不安な点がある人はこの記事を読んでみてください。

「世の中」を知る方法

「世の中を知る」って言ったって、どうやって知ったらいいの?

こたつ
こたつ

競技以外の人引退した元アスリートの人に会っていろんな働き方を知っておいた方がいいと思うよ!

もちろんインターネットSNSを使って自分で調べることも大切だね!

では、世の中を知るにはどうしたらいいのでしょうか。

大きく分けて2つ考えられます。

  • 人と会って話を聞く
  • 自分で調べる

アスリートは、現役中は競技者のコミュニティで過ごすことが多いです。

ですので、「競技のこと」以外になるとびっくりするほど無知だったりします。

その結果、狭い世の中での選択しかできなくなってしまう可能性があるので、「競技者のコミュニティの外」に目を向けることが大切だと思います。

人と会って話を聞く

では、だれと会って話を聞けばいいのか。

  • 同級生や競技と関係ない友人
  • 競技をする中で知り合った応援者
  • すでに引退している先輩

人と直接会って話をするということは一次情報に触れることが出来るので、より詳しく話を聞くことが出来ます。

できればより詳しい話を聞くために、2人きりで会って話を聞くことをお勧めします。

どんな話を聞けばいいのか

その人が

いつからその仕事をしているのか

どこでその仕事を知ったのか

誰からその仕事を聞いたのか

何の仕事をしているのか

なぜその仕事をしているのか

どうやってその仕事に就いたのか

など、5W1Hを用いて会話すると詳しく話が聞けると思います。

また、その仕事のいいところ悪いところや、自分のような人間でもできるのか?など詳しく聞けるのが直接会って話せる強みだと思います。

自分で調べる

自分で調べる場合はどうやって調べればいいのか

  • インターネットでの検索
  • TwitterなどのSNS

インターネットやSNSでは大勢の人の意見を見ることが出来ます。

どのようにして調べたらいいのか

検索ワードで「スポーツ選手 引退後 仕事」などで検索してもいいですし、「転職 おすすめ」などでも調べることもできます。

また、SNSでは、実際に会ったことのないスポーツ選手や引退後の選手、人事関係者などともつながることが出来るので、積極的に交流して情報を得ることをお勧めします。

アスリートの「社会での強み」を知る

新しい分野って言ったって、引退したら年齢も重ねているし、ビジネスの知識もスキルもないんだよ?就職先なんてあるのかな?

こたつ
こたつ

アスリートには普通の人にはない特別な経験があると思わない?それをうまく伝えられれば、就職先を見つけられる可能性は高いと思うよ!

アスリートには、結果が出なかったから意味がない、と自分自身を過小評価する人が多いと感じます。

でも、僕が感じるに社会で求められたのは、結果以上に過程の内容でした。

目指すべき姿に対して現状を把握し、そのギャップに対して打ち手を打つ。
どんな壁(問題)にぶち当たって、その壁を乗り越えるために何を考えどう工夫したのか。

などなど。
パッとは思いつかないかもしれませんが、これはアスリートであれば誰もが経験してきたことだと思います。

また、基礎を軽んじず努力し続けられることや、礼儀作法がしっかりしていることなど、やってきたことをしっかりと言語化して相手に伝えられれば、実は社会でもかなり重宝される経験だったりします。

ですので、まずは現役時代に取り組んできたことを棚卸して言語化することをお勧めします。

その際、数字を用いて説明できるようにすると、より具体的に伝わるポイントでもあります。

スポーツ選手の強みと弱みに関しては、スポーツ選手の市場価値ってどうなの?アスリートの社会における強みと弱みとはの記事で詳しく紹介しています。

まとめ

こたつ
こたつ

まずはコミュニティの外に目を向けていろいろなことを「知る」こと。

それが大事だよ!

僕は現役を引退してからは、「何かしなければいけない」と思いつつも1年間フリーターとしてダラダラしていました。

きっかけは当時の彼女(現在の妻)が「転職フェアがあるから行くだけ一緒に行って見よう」の一言。

そこからいろいろな縁が重なりリクルートに入社でき、営業として成果を出すことが出来ました。

どこでどんなきっかけがあるかわかりません。

とにかく競技者のコミュニティの外(インターネット含む)で情報を集め、自分自身の強みを言語化することが大切だと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

引退後
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こたつ

アスリートに対して、引退後の道しるべになる考え方をお届けします。Fラン大卒 →プロスポーツ選手 →リクルートへ入社後、社員2000名超の中から営業日本一を複数回受賞。国家資格キャリアコンサルタント保持。元プロスポーツ選手として、現役中や引退後に考えておけばよかったことを発信していきます。

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