「週休二日制」と「完全週休二日制」の違いは?求人広告を見る際の注意点と正しい読み方

仕事探し
  • 初めて転職するんだけどなにもかもわからない・・・
  • 転職に慣れておらず求人票の読み方をよく知らない・・・
  • 求人票は見たことあるけど少し不安・・・

求人広告の中では普通に使い分けられている言葉でも、実際にはよくわからずに後から「そういう意味だったの?!知らなかった!」となることも多いです。

僕はプロスポーツ選手を引退後、リクルートで働いている”こたつ”@kotatsu_recruit)と申します。

求人広告で使われている言葉には、似たような言葉でも意味が全然違ってくる言葉がいくつかあります。

僕もリクルートに入社してから「そうだったの?!」と思う記載がいくつかありました。

そこで今回の記事では転職初心者の方に向けて、求人広告を見る際の「似ているけど意味の違う言葉」と「知っておいた方がいい言葉」について解説していきます。

この記事を読めば、求人票のどんなところに注意して見ればいいのかがわかります。

では、解説していきます。

似ているけど意味の違う言葉

週休二日制も”完全”週休二日制も一緒じゃないの?

こたつ
こたつ

似ているようで意味は違うのでちゃんと確認しておこう!

週休二日制と”完全”週休二日制

週休二日制と完全週休二日制、言葉は似ていますが実際の内容は異なります。

  • 週休二日制・・・2日休める週が月に1回以上あること
  • 完全週休二日制・・・毎週2日の休日が取得できること

つまり「週休二日制」は1月の内に1回でも週2日休みの日があればいいので、4週間の内1週間は週に2日休みがあるが残り3週は週に休みが1日しかない、ということも考えられます。

これはシーズンにより繁忙期がある仕事や接客業に多く見られます。

また、休日は「年間休日」で判断する方法もあります。

令和2年の厚生労働省の調査によると、年間休日数の平均は【116日】となっています。

それよりも年間休日が多い会社は比較的休日の多い会社と言えるでしょう。

参考:厚生労働省

交通費支給と交通費”全額”支給

交通費支給と交通費全額支給ですが、交通費が支給されることは変わりません。ですが、支給される金額が異なります。

  • 交通費支給・・・通勤費の上限額が会社で設けてあるなど、全額支給ではない場合があります
  • 交通費全額支給・・・通勤にかかる交通費(定期代など)は無条件に全額支給されます

「交通費支給」の場合、会社既定の上限額を超えている分は支給されません。

通勤場所が遠方の場合は注意が必要です。

月給と月収

月給と月収、同じ意味だと思っている方も多いのではないでしょうか。

  • 月給・・・基本給+必ずもらえる固定の手当
  • 月収・・・基本給+必ずもらえる固定の手当+変動する可能性のある手当

月収は月給に残業手当や家族手当など変動のある手当を含んだ額面給与のことを指します。

また、月給や月収の金額と「手取り」の金額も異なります。

額面の給与から各種保険料や税金などが引かれたものが手取り金額になります。

おおよそですが、額面給与の8割程度が手取り金額になります。

知っておいた方がいい言葉

似ているけど間違えやすい言葉も多いんだね。

こたつ
こたつ

そうだね!次は、「聞いたことはあるけどあまり知らない」という言葉を解説していくね!

フレックスタイム制

フレックスタイム制とは、1日の出・退勤時刻を働いている人が自由に選択できる制度です。

所定労働時間(働く時間)をあらかじめ決めておき、その範囲内であれば何時に出勤しても、何時に帰っても問題ありません。

また、フレックスタイム制にはコアタイム(必ず働いていないといけない時間帯)が設定されていたり、フレキシブルタイム(1日の出退勤時間の幅が決められている)が設定されている場合もあります。

フレックスタイム制により、通勤ラッシュを避けて出勤することが出来たり、通院する場合などにも対応できます。

社会保険完備

社会保険は「健康保険」「厚生年金保険」「労災保険」「雇用保険」の4つを指します。

  • 健康保険・・・病気や怪我をした時に治療費の補助をしてくれるもの
  • 厚生年金保険・・・国民年金にプラスして厚生年金を払うことで、将来受給できる年金額が増えるもの
  • 労災保険・・・仕事中や通勤途中に怪我や病気をした場合、雇用者本人やその遺族が保険を受けられる制度
  • 雇用保険・・・失業した際、再就職までの期間に失業保険としてお金が受け取れるもの

これらの保険が完備されている会社で働くことは、将来受給できる年金が増えたり、保険料の半額を会社が負担してくれたりするメリットがあります。

みなし残業代

「みなし残業」とは、会社が一定時間の残業を想定し、一定時間分の残業代をあらかじめ組み込んで支払われる制度です。

みなし残業の場合は、みなし時間として定められた残業時間に実際は満たなかった場合でも、就業規則などで定められた残業代が全額支払われます。

例えば「月20時間の固定残業代5万円」と設定されている場合、
●実際に月の残業時間が20時間を超えない場合でも、5万円支給される
●実際に月の残業時間が20時間を超えた場合は、固定5万円に加えて超過分を別途支給される
となります。

残業をしなくても残業代をもらえるので、無理に遅くまで会社に残っている必要もありません。早く帰ってもみなし残業代はもらえるので、プライベートを充実させたい方にはメリットがあります。

また、始業時間や退勤時間についても本人にゆだねられているため、時間に縛られることがなく働くことが可能です。

注意したほうがいい広告

他にも気を付けたほうがいい表現とかあるの?

こたつ
こたつ

じゃあ、注意したほうがいい表現を説明していくね!

情報量が少ない

情報量が少ないと、入社後のギャップに悩まされる場合があります。

求人広告には、必ず記載しなければいけない情報と、任意で記載する情報があり、有料の求人サイトでは、求人メディアや掲載金額によって任意で記載できる情報量が異なります。

任意で記載できる情報量の部分(詳しい仕事内容や職場の雰囲気など)が少ないと、入社してから思っていた仕事と全然違う・・・といったことが起こる可能性も高くなります。

応募前にしっかりと仕事内容や条件が確認できる求人を選択したほうがよいでしょう。

抽象的な表現

抽象的な表現を多く使っている求人広告は注意が必要です。

例えば、「たくさん」「少し」「若い」「積極的」「すぐ」などの表現です。

  • 未経験からもたくさんの人が活躍しています!
  • 少し重たい荷物を運びますが・・・
  • 若い人が活躍しています!
  • すぐに慣れるので安心です!
  • 入社後は積極的に正社員登用していきます!

などなど。

  • 9割が業界未経験からの入社です!
  • 3kgの荷物を運びます
  • 平均年齢28歳の職場です!
  • 平均して入社後3か月で1人で作業できます
  • 8割の人が1年以内に正社員登用されています

のような具体的な数字が入っている広告の方が安心できます。

女性活躍中などの「活躍中」という表現

「女性活躍中」という表現は「女性からのみの応募を受付中」という意味の表現で用いられることがあります。

求人広告では男女雇用機会均等法により労働者の募集や採用に際して、性別を理由とする差別は禁止されています。

ですので、本当は「女性募集」と記載したくても記載できないので「女性活躍中」と事実を記載(もちろん、実際に女性が働いていなければ記載できない)している会社もあります。

同じような内容で、「20代活躍中」という表現も、雇用対策法により年齢を制限する表現は禁止されているので使っている場合があります。

あまり年齢が離れすぎている場合は採用の難易度がかなり高いと考えられます。

まとめ

知らなかったことが多くあってびっくりしたよ!

こたつ
こたつ

わかりにくい表現には気を付けたいですね!

求人広告を見て仕事を探す際には、上記のポイントに注意しながら、入社後のミスマッチがなるべくない仕事を探すようにしましょう。

広告に記載していない部分で気になることがあれば、ちゃんと面接で確認することをおすすめします。

また、このブログでは、僕自身の経験や後輩アスリートから受ける悩みをもとに記事を書いています。

引退後のアスリートの仕事探しの方法は、元プロスポーツ選手が教える【引退後のアスリート】が知っておいたほうがいい【仕事探しの方法】にまとめてありますので、参考にしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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アスリートに対して、引退後の道しるべになる考え方をお届けします。Fラン大卒 →プロスポーツ選手 →リクルートへ入社後、社員2000名超の中から営業日本一を複数回受賞。国家資格キャリアコンサルタント保持。元プロスポーツ選手として、現役中や引退後に考えておけばよかったことを発信していきます。

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